どうやって始めればいいの?
副業として人気の「バナー作成」。未経験からでも始めやすく、在宅でできる仕事として注目されています。
デザイン経験がなくても、デザインの知識とツールの使い方を習得すれば誰でも挑戦可能です。
この記事では、未経験の方がバナー作成を副業として始めるために必要なステップやスキルをご紹介します。
私が少しでも作業速度を上げるためにやっていることや、無料で学べる学習サイトもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
- ・バナー作成を副業として始めるために必要なステップやスキルを知りたい
- ・無料で学べる学習サイトが知りたい
- ・作業速度を少しでも上げたい
バナーとは
バナーとはウェブサイト上で広告やキャンペーン情報を伝える画像のことです。
目立つデザインやキャッチコピーを用いて、ユーザーの注意を引きつけ、クリックや購入などの行動を促す役割を果たします。
バナーとサムネイルとの違いは
サムネイルは動画や画像の「内容を一目で伝える」ための縮小画像で、特にYouTube動画やブログ記事でよく見かけます。
サムネイルの目的は、閲覧者がそのコンテンツを見たくなるようにすることです。
視認性が高く、内容がわかりやすいデザインが求められます。
バナーと異なり、主にその画像がリンクしているコンテンツの「概要」や「雰囲気」を伝えるために使用されます。
副業バナー作成がおすすめな理由
副業バナー作成がおすすめな理由は下記です。
- 難易度が低い
- 本業と両立しやすい
- Webサイトデザインへのステップアップがスムーズ
理由①バナー作成は難易度が低い
バナー作成はWebデザインの中でも比較的難易度が低いです。
デザインする範囲が小さいため、デザイン要素と配置が限られているからです。
またホームページデザインのように全体の構造設計を考える必要はないことからも難易度が低いということができます。
理由②バナー作成は本業と両立しやすい
バナー作成は一般的に依頼から納品までの期間が短く、作業量も少ないので、数日から1週間程度で完了できるものが多いです。
少ない時間で対応できるので、本業の後や休日に取り組みやすく、本業と両立しやすいです。
理由➂Webサイトデザインへのステップアップがスムーズ
副業バナー作成を経験してからWebサイトデザインへステップアップすることのメリットは下記です。
メリット①デザインの基礎が身につく
バナー作成で色やレイアウト、視覚的なバランスを意識するため、デザインの基本的な感覚を養えます。
メリット②デザインツールの操作が身につく
バナー作成ではデザインツールを使うため、ツールの操作を身に付けることができます。
メリット➂クライアントの要望に応える経験が積める
バナー作成はマーケティング的な要素も含まれるため、顧客の目的やターゲットに応じたデザインのスキルが身につきます。
バナーデザインは、短期間で実践力をつけながらWebデザインの基礎力を高めることができ、クライアントの要望に応える経験を積むことができます。
これらのスキルや経験はWebサイトデザインにも活かすことができます。
Webサイトデザインの報酬は数万円〜数十万円が一般的なので、バナーデザインを足がかりにWebサイトデザイン案件にステップアップしてもいいかもしれません。
副業バナー作成の単価はいくら?
バナーの難易度やクライアントの予算、依頼内容によって幅がありますが、
最低価格が1500円で、多くの案件は2000円から10000円くらいが多いです。(参考:ココナラのバナー出品)
初心者は1500円くらいからスタートし経験をつみながら、単価を徐々にあげていくといいかもしれません。
バナー1枚の作成時間は?
案件によって複雑さが異なるため、一概にはいえませんが、初心者は3〜5時間、経験者は30分〜1時間です。
初心者は時間がかかりやすく、経験者は短時間で仕上げることが多いです。
副業バナー作成が稼げないと言われる理由
副業バナー作成が稼げないと言われる理由は下記になります。
- 価格が安い(特に初心者)
- 簡単にできるのてライバルが多い
副業バナー作成は高度なスキルが必要ではなく、比較的取り組みやすいのでライバルは多いです。
価格も初心者は低価格に設定したほうが、仕事を獲得しやすいです。
私が少しでも作業速度を上げるためにやっていること
単価が低くても作業速度が速いと、一日に複数の案件をこなすことができ、結果的に収入が増えます。
私が少しでも作業速度を上げるためにやっていることは下記になります。
よく使うものはツールに保存しておく
私はよく使いそうなグラデーションをPhotoshopに保存しています。
保存しておけばまた作る手間が省けるので時短になります。
ショートカットキーの活用
特にPhotoshopなどのデザインツールでは、ショートカットキーを使いこなすと作業が大幅にスピードアップします。
例えば、選択・コピー・移動などの頻繁に使う操作をキーボードだけでできると効率が上がります。
気になったデザインのバナーを保存しておく
私は普段からPinterestなどで気になったデザインを保存しています。
保存したバナーを参考にすることで、配色やレイアウト、フォントの組み合わせなど、アイデアが湧きやすくなります。
ゼロから考える時間が短縮され、スムーズに作業が始められます。
素材の事前準備
装飾用の素材(吹き出しやリボンなど)はひとつにまとめてフォルダに保管しておくと、探す手間が省けます。
副業バナー作成で稼ぐための3ステップ
副業バナー作成で稼ぐための手順は下記です。
ステップ①スキルをつける
副業バナー作成に最低限必要なスキルは下記です。
- デザインの基礎を習得する
- photoshopの使い方を習得する
バナー作成に使うツールとして、Adobe Photoshop を覚えるのが一番おすすめです。
Photoshopは、画像編集の基礎から高度なデザインまで幅広く対応できるツールで、業界標準のソフトとして多くのWebデザイナーに利用されています。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、使いこなせるようになるとデザインの幅が広がり、他のデザイン業務にも応用できるため、長期的なスキルとして価値が高いです。
ステップ②ポートフォリオを用意
自分のデザインスキルをクライアントに伝えるためにポートフォリオは必須です。
実績がまだない場合は、架空企業のバナーで大丈夫なので、5点ほど制作しましょう。
ポートフォリオサイトは、クラウドソーシングで営業する人は必須ではありません。
ですが、ポートフォリオサイトがあると、クライアントにプロフェッショナルな印象を与えることができるので、時間に余裕がある時に用意しておくといいかもしれません。
ポートフォリオサイトはツールで作ると効率良く作成できます。
ポートフォリオサイトについてはWebデザイナーのためのポートフォリオ作成ツール5選という記事がありますので良かったら参考にしてみてください。
ステップ➂仕事を探す
仕事を探す方法ですが、クラウドソーシングで案件を探すのがおすすめです。
クラウドソーシングがバナー作成の副業におすすめな理由は下記です。
- 案件数が多い
- 初心者歓迎の案件もある
- 好きな時間に応募可能
ライバルが多く、なかなか案件獲得は難しいかもしれませんが、諦めずに数多く提案しましょう。
実案件の挑戦に不安がある人におすすめ
実案件の挑戦に不安がある人はクラウドソーシングで行われているコンペに参加するのもいいかもしれません。
「コンペ形式」とはクライアントが設定した依頼内容に対して複数のデザイナーやクリエイターが作品を提出し、その中からクライアントが最も気に入ったものを選んで報酬を支払う形式のことです。
私も応募したことがありますが採用されませんでした。
ですが、公開されたコンペでは他のデザイナーが提案した作品や提案文を見ることができたので、とても勉強になりました。
副業初心者が登録しておきたいクラウドソーシングサイト
副業初心者が登録しておきたいクラウドソーシングサイトは下記になります。
クラウディア(システム手数料が業界低⽔準!)
バナー制作を独学で学ぶ方法
次にバナー制作を独学で学ぶ方法をご紹介します。
① 書籍で学ぶ
書籍だと下記をおすすめします。
Webデザインの基礎を学べる本
Photoshopの使い方を学べる本
バナーデザインを学べる本
②無料の学習サイトで学ぶ
chot.design(ちょっとデザイン)は無料で学べるWebデザインの学習サイトです。
デザインの基礎からPhotoshop やIllustrator、Figma、XDなどのツールを学ぶことができます。
まずは無料で学んでみたい人におすすめです。
まとめ :初心者向け!未経験からバナー作成副業を始める方法
今回は未経験の方が、バナー作成を副業として始めるために、必要なステップやスキルを紹介しました。
いかがだったでしょうか。
バナー作成は比較的難易度が低めで、作業量も少なく、数日から1週間程度で納品できるので、副業としておすすめです。
バナー作成で学んだスキルは、WebサイトデザインやLPデザインにも活かすことができます。
学んで損はないスキルなので、バナー作成に興味がある人は是非挑戦してみましょう!
この記事がどなたかのお役に立てていたら嬉しいです。